【ちょっとすてきなアクアリウム】オーバーフロー水槽「グラステリアAGS」で初めての海水魚に挑戦!
新型コロナウイルスが流行し、まだまだ先の見えない日々が続いていますね。
自粛期間中、子どもたちに少しでも命の大切さを学んでもらいたいと思い、生き物を飼うかどうか家族で何度も検討しました。
しかし、私たちは海外旅行が大好きなので、「そう簡単に生き物は飼えないよ」と諦めていました。
しかし、今は海外旅行にいつ行けるか検討もつきません。魚であれば、万が一長期不在の場合、実家の母に見てもらうことも大きな負担にならないのでは・・・。
ということで、アクアリウムを始めることとなりました!
contents
初めてのアクアリウム
私たちは、海水でもなるべく手を掛けずに飼育できる環境を整えたいと考えました。
また、配線は隠蔽したいタイプなので、アクアリウムを始める場合でも、なるべくオプションの機材や配線、配管を減らしたい。
そんな時に見つけたのが…
水換え不要「スーパーナチュラルシステム」
地球の水は40億年ずっと無換水
半永久的に水を浄化しつづける 水換えのいらない水槽これは天の声でしょうか?笑
このスーパーナチュラルシステムという特許技術がとても気になったのですが、口コミがあまり見当たらず・・・
どうしても気になったので、このシステムを取り扱っている代理店「GLOSSO」に電話をして、実際にオフィスにお邪魔してきました!
特許技術により不可能を可能に
スーパーナチュラルシステムという特許技術は「地層」のことを指すそうです。
水槽の底にこの特許技術である地層を作ってもらうことによって「半永久的に水換えが不要」の小さな海を作り出せるという優れもの。
どんな水槽でも大丈夫だそうですよ!
しかし、デメリットはないのか…?
メリットの破壊力がすごい分、ここが気になりますよね。笑
万が一この地層を掘り返してしまうと、小さな海であり続けるシステムが機能しなくなってしまうんです。
ということは…
水槽が変えられない!!!!私たちはアクアリウム初心者。最初は45cm程度の水槽から始めようと思っていたので、今後水槽を変更する可能性は大いにあります。
このシステムは、生簀やショップなどで多く採用されていて、「水槽を家の壁に埋め込んでしまおう!」というご家庭であれば、絶対に採用したいシステムです。
今回は残念ですが、諦めます…。気になる方は是非話を聞きに行ってみてくださいね!
お手軽なオーバーフロー水槽「AGS(アグス)」
スーパーナチュラルシステムの導入を諦めた私は「可能な限り余計なものが見えない水槽が欲しい!」と思い、見つけたのがこちらの水槽。
【Glassterior AGS-OF450-】
背面にフィルターがあり、そこにヒーターが隠蔽できます。そして水槽の下に濾過槽があり、飼育する魚や匹数にもよるそうですが、水の循環によってエアレーションは不要とのこと。
これはシンプル!と思い、購入を決意しました。
海水の立ち上げは約1ヶ月?
海水の水槽の立ち上げには想像以上に時間がかかります。子供達は「早くお魚入れたい!」と大騒ぎ。
ペットショップのアクアリウムコーナーの店員さんから「海水立ち上げの時間を待てない人もいてますよね!実は時間をお金で買う方法がありますよ!」と、いかにも怪しげな口調で、とある商品をお勧めされました。笑
その商品は、こちら!
スーパーバイコムスターターキット
スーパーバイコムスターターキットはSUPER BICOM 78(硝化菌)アンモニアや亜硝酸を分解して硝酸にしてくれるそう。
SUPER BICOM 21PD(脱窒素菌)フンや残餌などの有機物を分解して、硝酸を窒素ガスにし(脱室)、快適な環境を作り出せるそう。
バイコムバフィーボード
バイコムバフィボードは水槽内の水質を安定させるためには、ろ過材にバクテリアを定着させる必要があり、これには通常数週間が必要。
しかし、このBICOM Bafi Boardを使用すればバクテリアを約10時間で99.9%定着させることが可能なので、水槽が一瞬にして立ち上がるという原理とのこと!
我が家は店員さんの言う通り、スーパーバイコムスターターキットとバイコムバフィーボードを購入し、10時間経過後にライブロックを入れ、その次の日にカクレクマノミ2匹をお迎えしました!
西日本最大級のアクアリム専門店「アクア・テイラーズ」に行ってみた!
バイコムを信じていないわけではありませんが、毎週近所のペットショップに自宅の海水を持って行き、水質を測ってもらうことにしました。
バクテリアが定着してしっかりお仕事をしてくれているかどうか、やっぱり不安なので、確認したいですよね!
そんな時、とあるアクアリウム専門店を発見。その名も【アクアテイラーズ】
なかなかマニアックなお店のようなので、早速お邪魔しました!
そしてこちらのスタッフさんに、現在の水槽の状況を説明すると、これまで話したスタッフさんと話が色々と違う…!笑
プロテインスキマーの導入
プロテインスキマーは、大きな水槽とかお店の水槽に付ける、大型の本格的なアクアリウムシステムというイメージを持っていました。笑
そして、私はとにかく水槽周りの配線がごちゃごちゃするのが嫌だったので自然と拒否反応が。笑
しかし、アクアリウム専門店のスタッフさんは「プロテインスキマーはアンモニアになる前の汚れを吸い取れるんです。プロテインスキマーがないと珊瑚の飼育とか色々厳しいですよ」と追い討ちをかけられました。
しぶしぶどんな商品があるのか見させてもらうと【マメスキマー3】という、何ともスタイリッシュなプロテインスキマーをお勧めいただきました。
これならありか。笑
ということで、アクアリウムを始める前には予想していなかったプロテインスキマーを我が家にも導入することとなりました!
海水濃度の大きな勘違い
そしてまた1週間後にアクアテイラーズさんへ我が家の海水を持ってお邪魔すると…
「バクテリアに問題はなさそうなんですが、海水濃度が低くすぎます。これではお魚は迎えられません」
ん?海水は比重計使って、ちゃんと印のある位置に設定してるよ???
家族全員頭にハテナが・・・
我が家が使用している比重計はプチメーターというもの。これは1番最初に行ったペットショップのスタッフさんが用意してくれました。
この比重計には【1.020〜1.023】のところに印がかかれてあり、これが海水魚を飼育できる濃度だと信じて海水を作っていました。
しかし、アクアリウム専門店のスタッフさん曰く、比重計の【1.024~1.026】を目安にしてください!とのこと。
そんなまさか・・・
カリブ海など、体色の鮮やかな熱帯魚が住む海外の塩分濃度は35pptほどらしく、自宅の水槽でも33〜35pptという塩分濃度にするのが理想だと教えてもらいました!
その日は新しい仲間を迎えるつもりでしたが、これから1週間かけてゆっくりと塩分濃度を上げていくことを約束して、静かに帰宅しました。笑
次回に続く。